「地球大学」シリーズ地球食スタート

2006年10月26日

大手町カフェ「地球大学」シリーズ地球食がスタートしました。
第1回目はイントロダクションとして地球大学ホストの竹村先生がお話しされました。
http://www.o-cafe.com/event/2006/10/102525.html

あまりに衝撃的で、まとめきれない。。
とりあえず、メモを追記にUPしておこう。
この内容がそのまま5回の各論に展開されていく。本当に楽しみ!皆勤賞めざすよ~

<今後の内容>
第2回テーマ: 飢餓 http://www.o-cafe.com/event/2006/11/11126.html
第3回テーマ: 肉食(BSE)など
第4回テーマ: 遺伝子組換え
第5回テーマ: 都市農業の可能性
第6回テーマ: 日本の選択、地球食OSとしての水田文化


環境セミナー「地球大学」第25回/シリーズ地球食①
イントロダクション ――今なぜ地球食か?

<<ノート>>

日本人と地球食
・地球を食べ、飲んでいる
・空の出前 フードマイレージ
・かき集めた3分の1が捨てられている

地球食をめぐる状況
①食のグローバル化と国際分業の不均衡と脆弱性
②資源枯渇・環境破壊による持続可能性リスク ex.地球の元本を食い尽くす地球食産業
③肉食偏重の食文化、食肉産業に潜在する危機
④世界の画一化、生物・文化多様性の危機 ex.遺伝子組み換え
⑤“人間の危機”(人間をバカにした食文化と労働環境)

我々が払う<真のリスク>
・国際分業、偏向によるリスク
・過剰生産、水危機、環境リスク
・モノカルチャー、画一化リスク
・地球感染症、遺伝子汚染リスク
・公正、格差、労働と人間性のリスク

現代の地球食(ファストフード)は地球の富を食いつぶすことで成長している!

食をめぐる問題の変遷
1)「分配」(ポリティクス)の問題

2)「食糧生産」(供給能力)の問題

3)根源的な「生命」「人間」の危機

必要なのは、
・食の生産、分配の安全保障
・生命の基盤としての「地球環境」の」安全保障
・生産、消費する「人間」の安全保障

地球の5分の1を消費する日本の地球的責任と影響力
“日本が変われば地球が変わる”

☆Life-style(生活+生命+人生)のリデザインとしての「地球食」
ex.地球食OSとして、生産力+水効率+環境保全価値を備えた「水田文化」の再生

「スローフード」 文明論的な運動
・地産地消、旬産旬消
・総合文化としての食と農 ex.ピエモンテ「食の大学」
・地域性、種の多様性の保護 ex.プレシディオ「味の箱舟」、種子銀行@インド

イタリア発のスローフード運動を補完する(拮抗する?)日本発の地球食OSとしての「水田文化」を!

1万年ぶり“農業”のゼロ・リセット 3つの選択肢
1)多様性、スローフード、水田文化
2)「人間圏」を地球環境から隔離(環境負荷をミニマムにする) ex.ラブロック「ガイアの復讐」
3)コンパクトシティ「都市農業」 80億人の“半農半X”?
 ex.キューバ・ハバナ 有機農業だけで都市が食べられるようになった、都市の地産地消・自給自足の実例


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Posted by いろは at 16:13│Comments(0)日記
 
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